為替相場の動き [FX]
為替レートは何の影響で動くのか?
長期予想はファンダメンタルズ分析で
短期予想はテクニカル分析で行う
長期的に見ると、為替は2国間の経済状態の比較で
決まるといえます。経済状態の目安となるのが、
GDPや貿易額、景気、金利といった経済指標だ。
そうした要因から為替の動きを予測する手法を
「ファンダメンタルズ分析」と呼び、中長期の
為替相場の流れの方向を予想するための指標となる。
個人投資家がファンダメンタルズ分析をする際は、
主に経済指標の結果発表に注目すると良いでしょう。
それに対し日々の値動きなど短期的な変動は、主に為替市場の
参加者の思惑によって決まります。参加者の多くは、毎日の
取引に経済指標やニュースを見てその結果を参考に売買すると共に、
チャート形状から今後の値動きを予測して売買しています。
このチャートから値動きを予測する手法が「テクニカル分析」だ。
基本的にはファンダメンタルズとテクニカルの両方を活用すべ
きだが、FXでは特にテクニカルを重視するべきだ。
ある程度のレバレッジ(2倍~25倍)をかけるFXでは特に
具体的にどのタイミングで売買するかの目安が必要であり
そのタイミングを教えてくれるのががテクニカル分析なのだ。
重要な経済指標が発表されたときはテクニカルを無視して
急激に動く可能性があるので要注意だが、FXではテクニカル
分析こそが、勝敗を分けることになる。
以下が主なファンダメンタル指標の発表日時
短期的に相場を動かす経済指標は要チェック
国名 経済指標名 発表日時
アメリカ 雇用統計(失業率) 毎月第1金曜日(22:30)
アメリカ ISM製造業景気指数 毎月第1営業日(0:00)
アメリカ GDP速報値 1,4,7,10月 21日~30日(22:30)
アメリカ FOMC政策金利 6週間ごと(4:15)
アメリカ 中古住宅販売件数 毎月25日(0:00)
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