相場の方向性を表すトレンド [ＦＸ]
FXで勝ち続けるためには勝つための分析
というのがなければ絶対に達成できません。
fxに限らずその専門の領域で成果を求め続けるのであれば
他の人より勉強し修練せずにその分野で勝ち続けられる訳は
ありません。
そこで重要なのがテクニカル分析です。
テクニカル分析とはFXの為替チャートを見て理解し、
その動きから今後の動きを予測する分析方法です。
ローソク足を前回の勉強で理解した人は、チャートを読むことが
できるようになったはずです。
では、チャートの方向性を分析できるテクニカル
指標を紹介しましょう。
トレンド分析ですね。
そもそもトレンドとは和訳すると ”傾向” という
日本語になり相場の基本的な傾向（基調）方向性を示しています。
つまり相場が上がっていきそうなのか、下がっていきそうな
のかの方向性を示す言葉なんです。
そして相場が上昇基調にあることを 「上昇トレンド」
と言います。
相場がどんどん上がっているので一投資家の人たちは
”今の内に買わないと儲けられない” という欲望にかられてその波に乗ろうと
するのです。
その逆は相場が下落基調になるので
「下落トレンド」 といいます。
これは相場がどんどん値下がりしていくので
”早く売らないと損失が増え続ける”という恐怖観念にとらわれて
多数の投資家が売りに転じ、より一層下落に拍車がかかるのです。
相場の支えとなるトレンドライン
相場が上昇基調にあるのを上昇トレンド、
そして下落基調にあるのを下落トレンドと示しました。
そしてこのトレンド（傾向）を明確に一本の線で表すのが
トレンドラインです。直訳すると傾向線になりますね。
ちょっとわかりにくいですが、このトレンドを証明する
ような線を描くことができるのです。
トレンドラインは、上昇局面であるならば安値と安値を
結んで描くことができ、下降局面であれば高値と高値を
結んで描くことができます。
百聞は一見にしかず、下の図を見てください。
上昇トレンドではローソク足を支えるように、下落トレンド
ではローソク足を押さえ込むようにトレンドラインを描く
ことができます。
この ”支える” と ”押さえ込む” がポイントです。
どうしてこのようにトレンドラインに従うように相場が動く
のかわかりますか？ ・・・ それは群集心理が働いているからです。
【トレンドラインには群集心理が表されている】
上の図の上昇トレンドラインを見てみましょう。
こういったトレンドラインを書くことは誰にでもできることであり、
みんなが同じようなトレンドラインを意識しています。すると人間
というのは 「このラインに沿った動きをしているうちなら安心だ」
と強気になってくるのです。
そうなると、強気なのでローソク足がトレンドラインに迫ってくる
中盤のあたりにきても 「まだ大丈夫だ」 と強気で買い続けます。
そして相場は再び上昇するので、まるでローソク足がトレンドライン
にはねかえされたように動くのです。下落トレンドのときも同じです。
みんながトレンドラインを意識しているので、ローソク足がトレンドライン
まで上がってきても 「まだ大丈夫だ」 という群集心理が働いて投資家は
売りをします。
結果相場は下落して、まるでローソク足がトレンドライン
にはねかえされたように見えるのです。
タグ：トレンド
コメント 0