グランビルの法則 [FX]
5.移動平均線が上昇した後で、下落、あるいは横ばいとなった時に、
終値がその平均線を大きく下抜きした時。(中・大勢の売り)
6.移動平均線が下落を続けている時に、終値が平均線の上に来た時。
(戻り売り)
7.終値が移動平均線を下回って推移しており、平均線に近づく上昇を
見せたが、結局平均線を上抜かずに下落した時。(戻り売り)
8.移動平均線が上昇を続けている時に終値が上昇し、平均線から大きく
上離れした場合、平均線に向かって短期的に反落する可能性がある。
(短期的・消極的修正)
グランビルは200日移動平均線を用いて「法則」を発見しましたが、
移動平均の期間の取り方によって結果はかなり異なります。
短期の移動平均線は値動きに敏感に反応するため、売買の
シグナルが多く発生しますが、例外(ダマシ)が多くなりがちです。
逆に長期の移動平均線の場合にはダマシは少ないが値動きに
対する反応が鈍いため売買チャンスを逸するいう欠点
があります。
このため、移動平均線には25日以上の期間をとるのが一般的です。
また、日々の終値と200日線の代りに、短期平均線と中期平均線、
あるいは中期平均線と長期平均線で考える場合もあります。
なお、事例のうち特に4と8は、例外の生ずるケースも多々見受け
られます。
グランビルの法則はあてはまる場合も多いのですが、絶対的なもの
ではありませんので、これだけで株価やFX相場の動向を判断する
のは危険です。
タグ:グランビルの法則
2013-06-18 13:12
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