MACD [FX]
指数平滑移動平均線
(EMA) = 前日EMA × ( 1 - α ) + 1 × 当日の指数 × α
平均期間 : n 、 平均定数 : α = 2 ÷ ( n + 1 )
MACD = 短期EMA - 長期EMA
上記がMACDの算出方法、というよりは指数平滑移動平均線(EMA)
の算出方法です。
n に短期期間と長期期間の2つの期間をあてはめた2つの
EMAを算出します。
一般的には移動平均線と同じように13日と26日などが
一番よく使われる期間となっています。
これで2つのEMAを算出し、短期EMAから長期のEMAを
引いたのがMACDとなるのです。
そしてそのMACDの数値の9日移動平均をとったのが、
MACDとクロスする ”シグナル” といわれる線になります.
MACD(マックディー)のシグナル
MACDのシグナルは非常にカンタンです。
移動平均線やストキャスティクスと同じように、
先行するMACDの線を後行するシグナルの線が
ゴールデンクロスすれば買いシグナル、
そしてデッドクロスすれば売りシグナルというわけです。
また、ストキャスティクスやRSIと同じようにグラフ
の上限や下限でクロスしたものは、よりシグナルの精度
が高いものになります。MACDは%で表されるわけでは
ないので、上限下限は決まっていないのですが、
0が基準点になっています。そのためプラスの水域が
上限となり、マイナスの領域が下限となります。
このようにMACDのシグナルは、移動平均線や
ストキャスティクスを学んだ人にとっては、
非常にわかりやすいものになっています。
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